【学校授業の効果を最大化する】予習が必要な科目と予習の仕方
昨日、高校2年生と親御さんとの三者面談をしました。
定期テストを頑張って指定校推薦を狙っているお子さんなのですが、定期テスト結果はだいたいこれまで通り。どうしたらもっと成績をあげられるか。
- 東進の講座は非常にわかりやすい。
- 遠方から来ていてなかなか時間がない。
1日1~1.5時間ぐらいの勉強で勉強量が足りないことはわかっているが、電車の時間にはつかれて寝てしまう。(けっこうハードな部活やっています)
なので量を増やす取り組みが厳しく、質を上げていくしかないよね、という話になりました。
英語コミュは和訳をしておく
じゃあ、どうやって質を高めるか?英語コミュの予習している?と聞くと、予習をしていないことがわかりました。英語コミュは長文読解の授業。授業では解説からスタートするので、予習をしていく必要があります。
でも予習というと、皆さん単語を調べたりと、調べる系の作業になりがち。それはよくないですね。だって調べたって頭は良くならない。
単語は辞書で調べない、推測する
本来単語は長文の文脈から、文法的ルールから推測ができるもの。推測力こそが長文のキモなんですが、それを鍛えることにつながらない。辞書があると、すぐに調べて、推測することを放棄してしまいがち。
- 予習は辞書を使わない(授業で先生が答えを言ってくれる。)
- 2つ目のポイントは、全訳をしていくんですが、英文はコピーでOK。
本文は手書きで書かない
塾のコピー機を使って拡大コピーしましょ。A3で拡大コピーしてそこに直接書き込む。
たまに英文を全部手書きで書こうとする猛者がいるのですが、大変なのでそこは楽しましょ(作業時間を減らして、頭を使う時間を増やす)
難しいところだけ和訳を書く
全訳するのですが、和訳を全部を書くとメチャ大変。サラーッと訳せるところは頭の中で処理して、難しい文だけ書いていきましょう!分からない単語は辞書で調べずに推測して和訳を作る。英コミュの授業は答え合わせと解説なので、自分で問題を解かずに答えだけ聞いていては伸びませんね。
めんどくさくない予習方法を確立する
ちなみに、小池の提唱している方法で予習するならば1ページ5~10分で予習が終わります。ほとんど手間・時間がかからず、頭を使う。授業の効果を最大化できるんじゃないでしょうか?
他にも予習が必要な科目がある
同じように、授業が答え合わせ・解説のものは、予習をして事前に問題を解いておくべきですよね。
どの教科でしょうか?
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現代文と古文ですかね。
現代文と古文も予習をする
現代文は本文を一読して、
文章の意味を考える。
筆者の主張を考えておく。
まあ筆者の主張を考えておく、って言われてもピンと来ないと思うので、面談では実際に文章を前に出して実例を示しました。
古文は英語コミュに近いです。全訳をすればいいと思います。このときにわからない単語もなるべく推測して、全訳を作ること。そして、分からなかったところを線を引いておいて、授業ではそこに全集中する。
授業が解説型なら予習をする
ここまで読めばお気づきだと思いますが、授業が解説からスタートするものは自分で事前に問題を解いておくものです。いきなり答えを聞いている状態では伸びませんので。
まとめ
問題解いていかないで、答えだけ聞いても伸びない。
答えの解説から始まる授業は事前にといていく必要あり。
解いていくのに、作業が増えるとめんどくさくなって続かないので、ムダな作業を減らす工夫が必要。
辞書・スマホなどで調べない。推測して考えることが必要!
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