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学べる環境の価値

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スタッフが見たカンボジアの現状と、私たちが「学べる」ことの価値

夏休みも終わりが近づいてきましたが、最近、少し疲れが見える生徒さんもいるようです。「朝、寝坊して予備校に来られなかった…」「友達と遊びに行って、勉強がおろそかになってしまった…」といった話も耳にします。

夏休みは、誘惑も多く、生活リズムが崩れがちになるのはよくわかります。しかし、この記事を通して、皆さんに改めて考えてもらいたいことがあります。それは、私たちが「勉強できる環境」にあることの、かけがえのない価値についてです。

先日、ダブルダッチプレイヤーとして、ROPEACE PROJECTというプロジェクトに参加し、カンボジアへ行ってきました。
今回は、その渡航で私が強く感じたこと、そして皆さんに伝えたい大切なメッセージをお届けしたいと思います。

房日新聞さんにも取り上げていただきました※

カンボジアの子どもたちが教えてくれたこと

今回の旅の主な目的は、日本で使われなくなった縄跳びをカンボジアの小学校や孤児院に寄付し、現地の子どもたち向けにダブルダッチパフォーマンスを披露したり、ダブルダッチや縄跳びを教えたり、縄跳びを通して交流することでした。
言葉は通じなくても、縄跳び一つでこんなにも心が通じ合えるのだと、改めて感動しました。

しかし、その裏側で、私はある現実を目の当たりにしました。

日本の子どもたちにとって、運動会や体育の授業で当たり前のように使われている縄跳び。でも、カンボジアの子供たちにとっては、それがとても貴重な遊び道具なのです。さらに、彼らにとっては「学ぶこと」そのものが特別で、かけがえのない機会なのです。

例えば孤児院では、身寄りのない子どもたちが集まって生活しています。
決して裕福とは言えない環境の中で、彼らは未来を切り拓くために、ひたむきに学んでいました。ノートに真剣な眼差しでペンを走らせる姿、先生の話に食い入るように耳を傾ける姿。その一つひとつが、未来への希望そのものでした。

世界に目を向けて見えてくる「学び」の価値

カンボジアはあくまで一例です。世界には、様々な事情で満足な教育を受けられない子どもたちがたくさんいます。

たとえば、紛争地では、学校が破壊されたり、命の危険を感じて学ぶ機会を奪われたりする子どもたちがいます。また、貧困から抜け出せない国では、幼い頃から家計を助けるために働き、学校に通うことができない子どもも少なくありません。

私たちにとっては当たり前にある学校や教科書、先生の存在が、彼らにとっては夢のような環境なのです。

「学び」は、ただ知識を得るだけではありません。自分の人生を切り開き、未来を豊かにする選択肢を広げるための大切な手段です。世界には、その手段を手に入れるために、必死で頑張っている子どもたちがいる。その事実を、私たちは忘れてはいけないと思います。

館山だからこそ、今、真剣に向き合ってほしいこと

さて、話を私たち東進衛星予備校 館山校に戻しましょう。

館山は都会に比べれば、人口も少なく、周りに勉強熱心な仲間が少なく感じることもあるかもしれません。しかし、皆さんが目指している大学は、全国の受験生が競い合う場所です。今、私たちが考えなくてはいけない相手は、全国のライバルたちなのです。

だからこそ、東進衛星予備校 館山校は皆さんのために最高の環境を用意しています。

いつでも使える空調完備の自習室は、本当に特別で恵まれていることです。
皆さんが「よし、勉強しよう」と思ったその瞬間から、すぐに集中できる場所が確保されている。
これは、皆さんが自分の可能性を最大限に引き出すための、最高の環境です。

忘れてはいけない、大切なこと

皆さんが日本という国に生まれ、この予備校で学べる環境にあるのは、もしかしたら偶然かもしれません。受験勉強をやりたくなければやらないという選択も、個人の自由です。

しかし、皆さんはこの予備校に入塾しています。それは、保護者の方が、皆さんの未来のために、必死に稼いだお金を投資してくれているということ。その思いを、どうか忘れないでください。

そのお金は、「サボる」ために使われているのではありません。
皆さんの今後の人生を豊かに歩んでいけるような選択肢を広げるチャンスとして、投資されているのです。

これだけの設備が整っているこの場所をサボることは、保護者の皆さんの思いを裏切ることにも繋がりかねません。
そして、皆さんがこの環境にいることの奇跡を、もう一度考えてみてください。

仲間と「切磋琢磨」するということ

ここは、志をともにする仲間と、お互いの学習状況を共有し、モチベーションを高め合うための大切な時間と場所です。

しかし、時々、おしゃべりに夢中になってしまう生徒さんも見かけます。

仲間と話すことは大切です。しかし、その時間は、「どうすればお互いが成長できるか」を真剣に語り合う時間と場所であるべきです。

受験は、孤独な戦いではありません。共に頑張る仲間がいることは、皆さんの大きな力になります。お互いを励まし合い、高め合い、時には厳しく指摘し合う。それが本当の「切磋琢磨」です。

予備校を、おしゃべりの場ではなく、未来を語り合う「志の共有の場」として、最大限に活用していきましょう。

夏休み後半戦、悔いのないようにやり切ろう!

夏休みも残りわずかとなりました。この期間をどのように過ごすかで、今後の学習成果は大きく変わってきます。

今回の記事を通して、少しでも皆さんの心に響き、残りの夏休みを充実した時間にしてくれることを願っています。

私たちスタッフ一同は、皆さんの頑張りを全力でサポートします。困ったことや不安なことがあれば、いつでも相談してください。

さあ、夏休み後半戦、悔いの残らないように、一緒に頑張りましょう!

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この記事を書いた人

東進衛星予備校 館山校 担任。
安房高→千葉大学教育学部卒業。
その他の仕事はWEBライター、飲食店経営など。
千葉市と安房の二拠点生活をしている。
JJRU千葉支部(旧千葉県ダブルダッチ協会)南房総支部長を務め、ダブルダッチの普及を行っている。

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