【大学受験の方法】一般受験
大学受験には様々な方法があります。その中でも一番数が多く、王道なのは一般受験。普通に学力を測る入試問題を解いて、その点数のみで合否を決めるスタイルです。
私立は3教科、国立は5教科
基本的に私立は3教科、国立は5教科になります。同じぐらいの偏差値の大学を受ける場合、5教科ある方がより準備に時間がかかります。
文系・理系
国立の場合
共通テスト(旧センター試験)が一次試験、二次試験は大学が独自に設定した試験があります。
基本的なパターンとしては、共通テストでは5教科が必須。二次試験では3教科となるバターンが多いです。
二次試験で文系の場合、英語、国語が必須で、数学か社会を選択となるケースが多いです。社会は日本史、世界史、地理、公民と別れていて、そのどれか1科目だけでOKです。
理系の場合は、英語、数学、理科が必須となります。理科は化学、物理、生物と別れていてその中のどれか1科目だけでOKです。
私立文系の場合
文系は、英語、国語の2教科は必須で、あとの1教科は数学か社会を選択することになります。社会は日本史、世界史、地理、公民と別れていて、そのどれか1科目だけでOKです。数学は2Bまでです。3Cは含みません。
私立理系の場合
理系は英語と数学と理科が必須です。理科は化学、物理、生物と別れていてその中のどれか1科目だけ(早慶だと2科目)でOKです。
問題の難易度の違い
偏差値の高い大学ほど難しい
偏差値70の大学と、偏差値50の大学では問題の難易度が異なります。偏差値70の大学の方が難しい問題がでます。
国立は広く浅く、私立は狭く深く
私立は教科数が少ない分、同じぐらいの偏差値の大学で比較するとマニアックな知識を問うような問題が多いです。国立は割りと基本に沿った問題が多いです。
自分のタイプにあった受験方法を選ぼう
広く浅くか、狭く深くか
- 5教科まんべんなくできる→国立狙い
- 特定の3教科を深く極める方が得意→私立狙い
受験科目から逆算
国語と社会と理科の3教科、という選び方はできません。
大学受験というゴールから逆算して得意科目を意図的に作っていくのも重要です。
数学ができるかどうか
数学は最も難しい教科です。最も点数の差がつきますし、中学までの基礎が崩れている場合は、高校からリセットしてやり直すのが難しいです。中学からの遡りが必要です。
数学ができない瞬間、国公立は厳しくなります。私立文系しか選択肢がなくなります。
逆に数学ができれば、国立も私立理系もそして私立文系も選択が可能です。
私立文系で数学ができると大きな武器になります。
自分の現時点でのできを測るために模試は重要です。東進の模試は1年中何度も開催しています。自分の実力を客観的に測って作戦をたてる指標にしてください。
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