指定校推薦とは
大学入試のルールは高校入試の仕組みとことなり複雑です。まずは大学入試のルールを理解することが重要です。
大学入試の方法は大きく2つ。
- 指定校推薦
- 一般受験
です。
今回は指定校推薦のご説明をします。
指定校推薦は定期テストの点数で決まる
定期テストの点数をもとにして評定というものが決まります。評定は5段階の評価で、80点以上なら5,70点以上なら4、という具合です。9割が定期テスト、1割が提出物・授業などの態度点があると思ってください。
全教科の評定が出て平均値を出したものが評定平均と呼ばれるものです。この評定平均で競うのが指定校推薦。
高校ごとに大学への指定校推薦枠がある
例えば安房高校ですと、早稲田大学に2枠、上智大学に1枠、東京理科大に2枠、のように指定校推薦の枠を持っています。
この枠は高校ごとに違いますので、歴史ある高校、偏差値の高い高校は難関大学、有名大学の枠をたくさん持っています。
安房高校は入学の難しさ、学内のライバルの強さに比べ、指定校推薦枠が恵まれていると思います。
大学ごとに必要な評定平均値は異なる
早稲田なら評定4.2以上なら、学内選考に応募できる、などの基準が設けられていて、安房高校内で基準となる評定を超えている生徒は立候補できます。
早慶上智理科大クラスは4.2程度、MARCクラスは3.8が下限と考えてください。
学校内で1つの指定校推薦枠を巡って競争になる
ではこの数値を超えていれば受かるのか?そう簡単ではありません。
この基準値を超えている生徒は学内選考に立候補できるだけです。立候補した生徒が他にもいれば競争になります。
相手の生徒の方が評定平均が高ければ、そちらの生徒が選ばれる可能性が高くなります。
基本的には評定平均での勝負になると思っていてください。
学内選考に通れば、ほぼ100%受かる
指定校推薦の良さは、学内選考に合格すれば、本番の大学の入試(面接や作文)ではほぼ100%通ることです。
早く結果が出ますので、合格を早く決めて、自動車免許を取ったり、新居を探すことを早めにスタート。大学準備として英検の勉強をする高校生も多いです。
将来起業したいから経営者とたくさん会って、自分の未来を探すなんて高校生もいました。みんなが大学受験の勉強をしている時期に自分だけすこし早く大学準備をすることが可能です。
指定校推薦で大学合格するには
高1から毎回の定期テストで、評定を1でも上げる努力が必要です。当塾にかよって安房高で学年1位。見事、上智大学の指定校推薦枠を勝ち取った高校生は、テスト前にものすごい勉強をしていました。高3に比べれば高1はまだまだ勉強量が少ないですが、その子は高1から受験生並みの気迫。情報を知っていて、最初から指定校を考えていました。
東進なら高校対応講座で、定期テストでも点数をとるのが難しい数学、英語の勉強がしっかりできます。東進はIT授業のため、東進の高校対応講座をすすめ、テスト前は東進の講座をすすめるのはとめて学校ワークで演習をすることが可能。
東進の指定校推薦対策コースは学校教科書に沿って、6教科全て対策。
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指定校推薦、受験科目はたったの3教科(私立の場合)、定期テストと受験は別物。高校受験とは違い、大学受験は情報戦。高1から戦略を立てて、ワンランク、ツーランク上の大学合格をしませんか?戦略を立てに相談に来てください。