館山の高校から国公立?合格の確証はどこにある?

国公立大学は、学費や進路の安定感という意味で魅力的です。館山・安房・志学館・木更津高校周辺でも「国公立を目指したい」という声は年々増えています。
ただ、ここで一度だけ、現実を数字で確認しておきましょう。国公立は「目指す人が多い」進路であって、「受かりやすい」進路ではありません。
国公立大学は「人気」だが「厳しい」進路である
代表的な大学の一般入試合格率を見ると、合格者より不合格者の方が多いことがはっきり分かります。これは、受験が「上位だけが受かる選抜」である以上、当然の構造です。
問題は、多くの人がその厳しさを“気持ち”では知っていても、“数字”として腹落ちしていないことです。国公立を本気で狙うなら、まずここを直視するところから始まります。
| 大学名 | 学部 | 受験者 | 合格者 | 不合格者 | 合格率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東大 | 理科I類 | 2515 | 1121 | 1394 | 44.6% |
| 千葉 | 工学部 | 1913 | 445 | 1468 | 23.3% |
| 慶應 | 商学部 | 7284 | 2043 | 5241 | 28.0% |
| 早稲田 | 文学部 | 12138 | 1256 | 10882 | 10.3% |
| 明治 | 経営学部 | 7189 | 1457 | 5732 | 20.3% |
| 青山学院 | 経済学部 | 7556 | 1132 | 6424 | 15.0% |
国公立には、共通テスト後に志願変更が起きるという特徴があります。判定を見て「合格可能性が高い大学」に出願先を動かす受験生は少なくありません。それでもなお、最終的には不合格者の方が多いという事実は変わりません。
つまり、戦略的に動いた受験生同士で競っても、それでも落ちる人の方が多い試験だということです。
「まだ高1・高2だから」は国公立では通用しにくい
国公立入試は、最終的に5〜7科目を安定して得点できる状態が求められます。仮に高3の1年間をフルに受験勉強に使えたとしても、7科目を均等に配分すれば、1科目あたりに割ける時間は年間で約1.5〜2か月分しかありません。
本当にそれで足りるのでしょうか?想像してみてください。数学、2ヶ月で完成できますか?
また。、高1・高2の段階で土台ができていない科目があると、その負債を高3だけで返すのは現実的ではありません。「まだ早い」ではなく、「今のうちに整えておかないと後で詰む」という話です。
国公立入試は「積み上げ型」で一発逆転が起きにくい
国公立入試、とくに共通テストは「難問を解けるか」よりも「基本を落とさないか」が強く問われます。
得点分布を見ても、極端な高得点者だけが勝つというより、中間層が厚く、その中での積み上げが勝負になります。
短期間の詰め込みで大逆転が起きる構造ではありません。だからこそ、早い段階からの理解と反復が、そのまま点数の安定につながります。
大学入試は「1年前」にほぼ決まっている
このデータが示しているのは、「大学入試はいつまでに仕上げておくべきか」という問いへの、非常に分かりやすい答えです。
本番の1年前、高2の1月に行われる共通テスト同日体験の結果と、翌年の東京大学合格率には明確な相関があります。特に注目すべきなのは、得点率80%を境に合格率が大きく跳ね上がっている点です。
80%未満では合格率が半分に届かない一方、80%を超えると合格率は一気に7〜8割に達します。これは、直前期の追い込みで逆転した結果ではありません。1年前の時点で、どこまで仕上がっていたかの差が、そのまま結果に表れていると考えるのが自然です。
大学入試は高3から始まるものだと思われがちですが、実際には高2の1月が一つの大きな期限になります。そこまでにどこまで積み上げられているかで、受験の難易度は大きく変わります。

このデータは東京大学の合格率ですが、千葉大学、筑波大学を志望するとしても、70%は既に取れている必要があります。
高2生の皆さんは、この点数を取れますか?そもそも共通テスト受けたことがない人も多いのでは…
合否は10点差ではなく「1点差」で決まっている
入試の怖さは「点差の小ささ」にも表れます。
関西大学の資料では、合格ラインの前後10点幅に670人が集中していました。つまり、1点や2点で合否が分かれる受験生が大量にいるということです。
不合格通知が来てから「あのとき、もう少しやっていれば」と悔やんでも、その通知は合格通知に変わりません。

国公立を目指すなら「努力」より「設計」が重要
国公立で合否を分けるのは、根性や気合ではありません。どの時期に、どの科目を、どのレベルまで仕上げるかという学習設計です。
例えば高3の夏までに基礎が終わっている生徒と、そこから基礎を始める生徒では、同じ努力量でも結果は大きく変わります。後者は基礎と演習を同時並行で進めることになり、どちらも中途半端になりやすいからです。
館山エリアで国公立を目指すということ
館山・安房・志学館・木更津高校の生徒が国公立を目指すとき、最初にぶつかるのは「情報」と「設計」の差です。
学校の授業だけで受験が完結するわけではなく、共通テストと二次試験を見据えた科目横断の考え方が必要になります。ここが曖昧なまま勉強すると、がんばっているのに点につながらない期間が長くなります。
受験は、努力の量だけではダメで、努力の向きが結果を分けます。
東進館山校で考える「国公立に向けた現実的な準備」
東進館山校が大事にしているのは、「今の学力から逆算して、何をいつまでに終えるか」を明確にすることです。国公立は科目数が多い分、思いつきの勉強では破綻しやすいからです。
東進の仕組みは、学習を“やった気”で終わらせず、計画と検証を回していくための道具として使います。館山エリアで国公立を現実的に狙うなら、まずは設計を固めるのが最優先です。
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