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2025年春 受験体験談~山梨大学医学部・沖村大生さん~館山への貢献を誓う医師へ! 挫折を乗り越え掴んだ医学部合格~

医学部の受験というと、「難関」であることは容易に想像がつくかもしれません。医学部の偏差値は非常に高く、そして浪人の比率も高いことから、現役合格で合格を勝ち取るのはまさに「難関」の道のり。
そんな道のりを制した一人、2025年3月に山梨大学医学に現役で合格した沖村君の合格体験をご紹介します。

目次

地域医療への貢献を胸に抱いた医師への夢

僕には、中学生の頃から抱いている「医師になりたい」という強い夢がありました。特に、地元である館山では、残念ながら医療環境が十分とは言えず、救急で病院にかかる際に大変な思いをした経験が強く心に残っています。その経験から、「いつか地元に戻って、地域医療を支える医師として貢献したい」という思いが、僕の医師を目指す大きな原動力となりました。現在は、将来地元で地域に根差した開業医として活躍することを目標にしています。

険しい道のりを経て掴んだ現役合格

この大切な夢に向かって挑んだ医学部受験でしたが、正直にお話しすると、道のりは決して平坦ではありませんでした。想定していた以上に試験が難しく、受験期間中は心が折れそうになったことも何度かありました。

特に印象的だったのは、前期試験で千葉大学を受験した時のことです。試験を終えた感触としては、例年よりも難化していたように感じられ、「これは厳しいかもしれない、浪人を覚悟しなければ…」と強く思いました。

だからこそ、合格発表で「合格」の二文字を見た時は、本当に信じられない気持ちと同時に、張り詰めていたものがぷつんと切れるような安堵感でいっぱいになりました。現役で合格を掴み取ることができて、心からホッとしています。

高1・2年生での基礎固めと模試の好感触

僕が本格的に受験を意識し始めたのは、高校1年生の頃からです。高校1・2年生の間は、毎日欠かさず勉強し、学校の授業の予習・復習だけでなく、大学受験を見据えた先取り学習にも力を入れていました。そのおかげで、この時期の模試では比較的良い判定が出ており、順調に進んでいるという手応えを感じていました。

乗り越えた壁:高3秋の伸び悩みと不合格

しかし、高校3年生の秋頃から、成績が思うように伸び悩む時期がありました。実は、その頃、模試感覚で受験した防衛医科大学校の試験に落ちてしまったんです。なかなか成績が上がらない中で迎えた不合格は、少なからずショックでしたね。それでも、ひたすら勉強を続ける中で、モチベーションを保つことができました。

受験を支えた「数学の真髄」の力

僕の受験勉強において、東進の「数学の真髄」という講座は、特に印象深く、大きな力となったと確信しています。

入試レベルにおける「基本」に照準が合っていて、入試問題を解くにあたって「これだけは理解しておいて」という話も詰め込まれていました。なので、実践にも役立ったし、どんな態度で数学に立ち向かっていくべきかを学べました。

現役合格の最大の要因は早期からの積み重ね

改めて受験期間を振り返ってみてつくづく感じるのは、高校1年生、2年生の時の勉強量の大切さです。もちろん、高校3年生での受験直前期の追い込みも非常に重要ですが、僕の場合は、高1・2年生で数I、A、II、Bの基礎を完全に固め、さらに発展レベルにまで取り組めていたことが、現役合格に繋がった最大の要因だと考えています。

正直、理科(物理・化学)は高校3年生になってから本格的に受験勉強を始めたのですが、数学と英語でアドバンテージがあったおかげで、遅れを取り戻し、入試本番までに間に合わせることができました。

夢と継続が拓いた未来

僕には「将来地元で医師として地域医療に貢献する」という明確な夢があったこと、そして中学・高校と継続してきた勉強習慣があったおかげで、「無理やり勉強させられている」という感覚はほとんどなく、最後まで前向きに受験勉強に取り組むことができたのだと思います。
受験勉強期間は、良い時ばかりではありません。成績が伸び悩むなどの波もありますが、諦めなければ結果が必ずついてくのだと身をもって学びました。
そして、絶対に一歩ずつ着実に夢に向かって進んでいるはずです。

僕の体験が、皆さんの受験勉強への参考になれば、とても嬉しく思います。

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この記事を書いた人

東進衛星予備校 館山校 担任。
安房高→千葉大学教育学部卒業。
その他の仕事はWEBライター、飲食店経営など。
千葉市と安房の二拠点生活をしている。
JJRU千葉支部(旧千葉県ダブルダッチ協会)南房総支部長を務め、ダブルダッチの普及を行っている。

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