【聞いてみた】映像授業、わからない時は誰に聞くの?【館山の塾・予備校】

こんにちは、東進衛星予備校 館山校の坂本です。
面談で、よくこう聞かれます。
「映像授業だと、先生に直接聞けませんよね。わからないところが出てきたら、誰に聞けばいいんですか?」
もっともな疑問だと思います。館山の塾・予備校を探している方からも、よく聞かれます。先に答えます。
映像授業でも、専門のチューターに質問できます
東進には「バックアップサービス」という仕組みがあります。
映像授業を受けていて分からないところが出てきたら、東進の本部にいる専門のチューターに質問できます。校舎で質問用紙に書いて送ると、数日後に回答が返ってきます。
言葉だけでは分かりにくいと思うので、実物をお見せします。

これは漢文の質問です。答案の書き方で減点された生徒が、「なぜダメだったのか」を聞いています。
見てほしいのは、返ってきた答えの中身です。「正解はこれです」だけでは終わっていません。
なぜその書き方が正しいのか。次に迷ったときはどうすればいいのか。答えではなく、考え方が返ってきています。
ただ、すぐに質問するのはおすすめしません
ここからが本題です。
わからないまま進むのは、不安ですよね。すぐ聞きたくなるのは当たり前です。私も高校生のときはそうでした。
ただ、ここに落とし穴があります。
部活で考えると分かりやすいと思います
フォームを形だけ真似している人がいます。教わったとおりに動けば、練習ではうまくいきます。
でも試合になって、相手の動きが変わると崩れます。そのフォームが「なぜその形なのか」を知らないからです。
逆に、なぜその形なのかが分かっている人は違います。相手が変わっても「じゃあこうすればいいな」と自分で工夫できます。
勉強もまったく同じです。
解き方だけ教わった人は、問題が少し変わると手が止まります。「なぜそうなるのか」まで分かっている人は、初めて見る問題にも手が出せます。
すぐ質問して答えだけもらうのは、フォームだけ教わるのと同じです。
では状況が変わるため、これまでのことだけだと通用しない-1024x572.png)
「分かった気」は、あとから効いてきます
聞いて解決すると、その場では分かった気になれます。定期テストくらいなら、それで点も取れます。
困るのは、模試や大学入試になったときです。そこで急に、手が止まります。
大学入試には、公式を覚えて当てはめるだけで解ける問題は出てきません。
覚えるだけで乗り切ってきた人には、初めて見る問題が全部「習っていない問題」に見えてしまいます。
答えを教わるだけなら、AIでもできます
今は、映像授業でわからないことがあってもAIが教えてくれます。実際、多くの生徒が使っています。
使うこと自体は否定しません。ただ、気になる研究があります。
アメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)が2025年に発表したものです。54人に文章を書いてもらい、そのときの脳の働きを測りました。
参加者は3つに分かれます。AIを使う人。検索する人。何も使わない人。
結果は、AIを使ったグループの脳の働きが、いちばん弱くなっていました。
しかも、書き終えた直後なのに、自分が書いた文章を思い出せない人が多かったそうです。
※この研究はまだ検証の途中で、これで結論が出たわけではありません。ただ、校舎で生徒を見ていると、思い当たることはあります。

「思い出そうとする時間」に意味があります
こちらは、昔から分かっている話です。
思い出そうとがんばること自体が、記憶を強くします。「テスト効果」と呼ばれています。
教科書を何度も読み返すより、いったん閉じて「何が書いてあったっけ」と思い出すほうが、頭に残ります。
逆に言うと、思い出す前に答えを見てしまうと、この効果は起きません。
答えを見るのを少し後ろにずらすだけで、同じ勉強時間でも身につき方が変わります。
すぐ聞きたくなるのは、戻る場所がないからです
ここまで読んで、「結局、自分で考えろってことか」と思ったかもしれません。そうではありません。
「考えろ」と言われても、戻る場所がなければ考えようがありません。手ぶらで悩んでも、時間が過ぎるだけです。
すぐ聞きたくなるのは、やる気がないからではありません。戻る場所を持っていないからです。
戻る場所というのは、さっきの部活の話でいえば「なぜその形なのか」にあたる部分です。勉強なら「なぜそうなるのか」です。
だから必要なのは、質問をがまんすることではありません。戻れる場所を先に持っておくことです。

東進の授業は、この「なぜ」を教えます
学校の定期テストなら、「なぜ」が分からなくても、覚えるだけで点が取れることがあります。
学校の授業はクラス全体に向けたものなので、そこまで踏み込むのが難しい、という事情もあります。
でも大学入試では、「なぜ」を避けて通れません。だから東進では、プロの講師が授業でこの「なぜ」を教えます。

講座は一人ひとりのレベルに合わせて選びます。授業で習った「なぜ」を使えば、解けるようになっています。

個別指導との、いちばん大きな違い
いま個別指導に通っていて、東進と迷っている方もいると思います。違いをはっきり書いておきます。
まず、質問に答えてもらうことが悪いという話ではありません。やっていることの目的が違います。
個別指導は、その日にやっている問題の分からないところを、その場で解決していく形が中心です。目の前の1問を解けるようにするには、とても効率のいいやり方です。
東進の授業がやっているのは、「なぜその解き方をするのか」「どう考えればその解き方が思いつくのか」を教えることです。
言いかえると、こうなります。

難関大学を目指すなら、「まだ見たことのない問題」を解ける力が必要です。

質問する前に、やってほしいこと
手順にすると、こうなります。
- 授業で習った「なぜ」を思い出す
- それを使って、自分で考えてみる
- それでも分からなければ、質問する
大事なのは1と2です。ここを飛ばさないだけで、同じ質問でも身につき方が変わります。
目安は5分です。5分考えて手がかりが見つからなければ、そこが質問するタイミングです。
完璧にやろうとしなくて大丈夫です。「すぐ調べる」が「少し考えてから調べる」に変わるだけでも、意味があります。
よくある質問
- 質問の答えは、どのくらいで返ってきますか?
-
翌日までに返ってきます。すぐには返ってきませんが、そのぶん理由まで書かれた答えが届きます。急いで答えが欲しいときより、じっくり理解したいときに向いています。
- 校舎のスタッフには質問できないんですか?
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できます。ただ私が答えるのは、主に「何をいつまでにやるか」という進め方の相談です。科目の中身は、まず授業で習った「なぜ」に戻ってもらい、それでも分からなければ質問する流れをおすすめしています。
- AIを使って勉強するのはダメですか?
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ダメではありません。使う順番の問題です。自分で考えたあとに確認で使うなら役に立ちます。考える前にAIに聞く癖がつくと、初めて見る問題に手が出なくなります。
- 分からないことが多すぎて、自分で考えられません。
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それは今の講座のレベルが合っていないだけかもしれません。生徒側の問題ではなく、こちらの選び方の問題です。東進の講座は細かくレベルが分かれているので、面談で今の学力を見て、合うところから始め直します。
まずは一度、話をしに来てください
「質問できるかどうか」で塾を選ぶ方は多いです。ただ本当に見てほしいのは、その質問対応が何のためにあるかのほうです。

校舎長 坂本今のやり方で大学受験まで届くかどうか、一緒に確認しましょう。実際に授業を体験してもらえれば、「なぜ」を教えるというのがどういうことか、すぐに分かると思います。
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